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| 2010-9-3 10:38 |
近い未来のDJ PLAYを妄想シテミタ
Emurator(エミュレータ)というソフトのMIDI・オーディオコントローラーというアプリがあるんだけど先日そのデモプレイをYouTubeを見ました。 Emulator for Traktor Pro running on big multitouch screen. iPadやスマートフォンに使われている今流行りのタッチディスプレイで直感的に操作出来るアプリなんです。 実際、プレイに使われているアプリはTraktorですね。 コレをみて、率直に 「もうこんな時代がキタのか・・・」って正直思ったんですよね。 ちょっとカン違いされるのも困るので始めに書いておきますが、アナログレコード屋を営んでいるからっていって反デジタルプレイだ!とかFUCK PC! Real DJ Play Vinylだとかなんて全く思ってません。 デジタルでのDJ PLAYは超便利だと思うしそれが自分のスタイルにあっているんなら全然OKなんじゃないのっていうスタンスなのを書いておきます。 で、タッチディスプレイのエミュレータですよ。 まぁ単純に70年代や80年代のSF映画での想像の中での未来の映像をはるかに超えたビジュアルな気がするんですよ、コレって。 パソコンに向かってDJ PLAYするコト自体は、今時ではフツーなんですがその中でもこの動画から見る操作の仕方がちょっと今まで見た中ではかなり尖ってる感がスゴいなぁって思った次第です。 これだけデカいタッチスクリーンも高価そうだけど透過していてゲストからの操作がまる見えなのがインパクトあるなぁって・・・ 昨今は、デジタルのプレイなのにターンテーブル & コントロールバイナルを使うスタイルのプレイが多いようだけどコントロールバイナルってホントに必要なのかなぁなんて思うコトがあります。 操作性がイイというコトもあるのは解るのですが、アナログのレコードでのプレイに慣れた人は、そうカンジるのかも知れませんが、そうじゃない人からするとターンテーブルの必要性もミキサーの必要性もそれ程重要なコトではないんじゃないかなぁなんて思うんですよ。 コントロールバイナルでのプレイってもしかしてアナログレコードでのプレイからパソコンでのプレイへ移行するためのつなぎ的な位置のスタイルのような気もしないでもないような気もします。 DJソフト的には、今後もまだまだ進化していくと思うのでこれから先、ものスゴい驚きのプレイスタイルが登場しそうですね。 オイラは、こう言ったちょっと先の未来のコトを妄想するのがスキなんですが、先日、フト思ったのですがCLUBにDJってソコにいる必要性ってどれくらいあるのかなぁなんて思ったんですよ。 具体例をあげるとCLUB自体のハコにはお客がたくさん入って盛り上がっているけどその様子を見ながらDJは、NYのスタジオでプレイしているってカンジです。 多くの人が集まって同じ空間で一体となって盛り上がっているって言うのは、ダンスをする上ではスゴく楽しいのでこの部分はハズセないのですが、DJもその部分に必ずいなきゃはじまらないっていうワケでもないんじゃないかなぁなんて思ったワケです。 こういったコトを読んで「ナニ可笑しなコト言ってんだ」って思われるかもしれませんけどねw まぁ、あくまでも妄想ですからw DJが遠隔地でプレイってするっていうコト自体は、技術的には難しくないと思うんですけどね。 実際、やっているトコロがないのを見るとDJが遠隔地でのプレイっていうのはありえないコトなのかなぁ・・・ だけど、もしこういったコトが可能であれば、世界各国の著名なDJ PLAYを東京だけでなく地方の都市でも堪能出来るしイイんじゃないのかなって思うんですよね。 まぁ、お客さんと同じ空間を共有してはじめてスバラシイPLAYが生まれるというのも事実としてあるし解るのですが、そこまででなくてもプロのDJなら離れたスタジオで現場の空気感をモニタで確認しながらのプレイも困難なコトは、ないと思うんですけどね。 どうかな?DJってヤッパリその場に必ずいなければイケナイのかな。 MOTHER'S FINEST / DIS GO DIS WAY, DIS GO DAT WAY MOTHER'S FINEST / DIS GO DIS WAY, DIS GO DAT WAYの試聴 next recordsのサイトでMOTHER'S FINESTのレコードを探してみる だけど、新しいDJソフトやDJ機材の進化の仕方ってホントにスゴいなぁと思います。 日々進化して次々リリースされる、そのソフトやハードのスペックや形、なにが出来るのかっていうのを説明として聞いたりしても「ふ~ん」って感じなんだけど、それらの機材を実際に完璧に使いこなしている人のプレイの様子をYouTubeなんかで動画で見ると「スゲーーー!!!」ってマジで思いますモン。 自分もそれらの機材やソフトを購入すれば、その動画のような神業プレイが出来るんじゃないかという勘違いというか錯覚もおこしやすいですよね~。 結局、センスというか腕次第なんですけどね。 個人的には、ココ20年間くらい機材の構成が全く変わっていないんですけどね。 このブログは、DANCE CLASSIC/GARAGE/LOFTの中古アナログレコード買い取りガンガンやってます!東京渋谷next recordsが、運営しています。 |
| 2010-8-27 10:32 |
レコード屋サイトでの売り切れについて・・・
今回のテーマは、タイトル通り以前から気になっていたコトです。
どういうコトかと説明するとレコード屋のショッピングサイトで、今はもう在庫がないっていうレコードがいつまでもソールドアウトの表示がでたままになっているのを見て、コレってどういう意図があってこうしているんだろうかと思うトコロがあったんです。 ちなみにnextのサイトは、売り切れてしまったレコードは、表示しないようになっています。 また、サイト内の検索にもヒットしないようになっています。 しかし、サイトでは表示もされないしサイト内の検索にもヒットしないけど実は、売り切れたレコードのデータはデータベースとして残っていてGoogleなんかの検索エンジンでもう既に売り切れてしまったレコードのタイトルで検索した際にその検索結果に 「完売しました。 」 という表示がされるような仕組みになっています。 Googleの検索結果でそう書いてあればそのレコードを購入しようと探している人であれば、 「あ~ココのレコード屋は、売り切れか。じゃ他の店を当たろう」 とわざわざサイトをのぞかなくても検索結果を見ただけでスグに解るんじゃないかなと思ったんでそうしました。 そのGoogleの検索結果も売り切れて時間がある程度経過すれば、検索結果の奥のページに引っ込んでいずれ人目につかなくなるようになります。 先日、お話ししたお客さんが言ってたのですが 「コッチは、そのレコードを買いたくて検索サイトで探しているのに、表示されるサイトのほとんどが検索結果のリンクをクリックしてわざわざ見てみると 売り切れ になってるのを見ると在庫がないのならサイトに載せんなよって思うんです。」 って言ってたんですよね。
まぁ確かにお嘆きの通り、マジメに買いたいレコードを探している人にしてみたら在庫がないのに検索結果に現れてわざわざその店のサイトを覗いてみたら 売り切れですって表示があれば、在庫がナイなら最初から載せんな!っていう気持ちになるのも解ります。
タブン、コレって在庫がないのにさもありそうな表示をしているから手間と時間をわざわざかけてみているのに、なんだそりゃってなるんでしょうね。
なんで在庫がないのにソールドアウトのままにしているのかっていうのは、オイラの推測では、
以前はあったけど今は売り切れてナイ。もしかしていつか入荷するかもしれないのでウチのサイトを頻繁にチェックしてね! っていう意味合いがあるんじゃないかと思うのです。
だけど、中古レコードの場合は、「もしかしていつか入荷するかもしれない」っていうのは、ホントにいつなのか解らない場合が多いですからね。
また、そのいつかっていうのも一週間後なのか3ヶ月後なのか一年後なのかっていうのも全く予想出来ないコトも事情としてあります。現実的には、一週間後に入荷が確実なんて中古レコードの場合なかなか言えませんよ。ホント。
そういった売り切れて在庫がないのにいつか入荷するかもしれません、っていうのは個人的には、なんか思わせぶりなカンジがしていやらしいイメージがするんですよ。
別の例えだと「エサ広告」みたいなイメージに近いんですけどね。 あなたの探している本命のレコードは、今はないけど他にもイロイロ取り揃えているので他のレコード見てよってカンジです。 極端な例えだとレコードが好きな人が食いつきそうなタイトルを撒き餌してお客さんを引き寄せるってイメージです。 まぁ~こんなに極端にヒドくは、ないと思うけどね。 ひねくれ者のオイラは、そんなうがった見方をしてしまうんですよ。
また、探しているレコードが、レコード屋のサイトで売り切れていると大抵は、
「あぁ~売れ切れてないよ・・・」ってカルくは、落胆すると思うのです。 お店側からしてみれば、 「在庫がある時に買わないからそうなったんだよ。だから在庫がある時にスグに買わないとなくなるよ」っていうメッセージもコレまたうがった見方をすれば、読み取れるんですよ。 これまた、かなりひねくれた見方だけどね。 しかし、そのレコードがいつサイトにアップされていつ売り切れたのかっていう情報はお客さんには全く解らないので早く買わないと売り切れるよっていう煽りは、ちょっとおかしいと思うのです。 レコード屋的には、煽りを多少なりともいれたいのは解るのですが、今時、お客さんにそんなプレッシャー与えたりとかガッカリさせるような気持ちにさせても仕方ないような気もするんですけどね。
売れたレコードを在庫切れのまま表示させておくというのは、検索エンジン対策として集客に多少なりとも有効なのは解るのですが、お客さんへの利便性っていう意味では在庫のナイレコードを表示させたままにしておくのはあまりイイ影響はナイような気がします。
1ページに表示されているレコードリストの内、約半分が売り切れてもう買えないっていうサイトがあるのを見ると見易いとか利便性なんてお客さん目線でサイトを運営出来ていないような感じもします。
自分の店のサイトのアラ探しをしても全然気がつかないのですが、意外にも他店のサイトを見ているとコーすればイイのにとかアーすればもっと見やすいのになんてコトがスゴく気になるんですよね。
お客さんは、サイトの見やすさとか買い物のし易さで「このお店で買おう」って気持ちになる部分も多少はあると思うんですよ。 他のお店のコトなのでドーでもイイコトなのになんか気になるんですよね・・・。 nextの場合は、来店してくれた常連のお客さんに具体的に、サイトの見やすさとか利便性なんかを率直な意見として聞いて実際に反映させていこうって色々と手を加えたりしています。 今もサイトの更なる利便性を高めるために、ある機能をサイトに加えようと計画中なんですけどね。 |
| 2010-8-20 12:06 |
ナニが欲しいのか解らない
自分がイイ曲だと思えるレコードが、欲しいというのは解るのですが、それがナニかは解らない。
っていうコトをお客さんとお話ししていて思うコトがあります。
レコード屋のエサ箱をパラパラと見ても自分が既に持っているレコードは解ります。
まぁ知っていても、もう既に持っているワケで余程でないと買いませんよね。 また、自分が欲しいと思っているレコードも解ります。 几帳面な人なら探しているレコードをノートにリストアップしたりしています。 だけど、それ以外の自分が知らない曲でイイと思う曲があると思うのだけど、それがナニなのか解らないというワケです。 極端なのですが、 「どうやってイイ曲を探すのですか? 」 って訊かれたコトもあったりします。
ずぅ~とレコードを何十年と長く買っている人からすれば
「えぇっ?ナニ言ってんの?」 って思うかも知れませんが最近は、レコードを探すのにもそういった風潮があるのかなって思うんですよ。 オイラが、レコードを買いまくっていた80~90年代は、レコードの情報は能動的に自ら動いて探さないとなかなか得られなかったのですが、今は、Googleの検索窓に知りたいコトを入れればスグに答えは見つかります。 多分、そういうのに慣れてると、疑問→答えって具合に一足飛びにスグ結論というか回答っていう風になるんでしょうか。 だけど検索窓に 「俺が好きそうな曲」 って入れてもちゃんとした答えは返ってきません。当たり前だw 必然的に 俺が好きそうな曲を見つけるために ↓ レコード屋のサイトで片っ端から聴いてみるとか、コメントを読んで良さそうな曲を聴いたりするとか、音楽雑誌なんかを読んで良さそうな曲をYouTubeなんかで聴いてみるとかという調べるという過程が必然的にはいります。 ↓ そういう過程を経てイイなと思うレコードを手に入れる という流れになるのだけどこの調べる過程っていうのが、オイラはレコード探しの醍醐味というか一番のお楽しみだと思うのですが、今だとこの部分は面倒くさい過程になっているんでしょうか・・・。 なんていうか手っ取り早い方法でイイと思うレコードに巡り会いたいってなるんでしょうね。
ちょっと見方を変えると、今だとレコード屋に行ってレコードを探すと言うこともアル意味、面倒くさいコトになっているのかも知れないような気もしないでもないような気もします。
実際、売り上げベースで見ると、実店舗<オンライン通販っていうコトがレコード屋全般に言えると思うのです。
ウチの店のサイトでお客さんがどのページを見ているのかっていうアクセス解析を見ていると、マズお目当てのタイトルのページをピンポイントでみた後、nextオススメのレコメンドやお気に入りの曲のタグで関連するタイトルをリストにして見ているパターンが多いようです。それで試聴して気に入ったモノを探すってカンジなのかも知れません。
多分、サイトでレコードを探すってこんなカンジなんでしょうね。 だけど、ある常連のお客さんのハナシでは、サイトを見るのも試聴をするのも結構、手間もかかるし時間も要するっていうコトを聞きました。 確かに真剣に何百~何千枚のレコードリストを試聴しながら見ていると数時間なんてあっと言う間に経ってますからね。 そういうレコード屋のサイトを見てそう思っちゃうって言うことを訊くと「ん~もうソコまでショッピングサイトの在り方ってキテいるのか」って感じます。 コレってタブン見ている人に最適化されたパーソナルなレコードリストを表示させてよっていうコトですよね。 在庫のレコードが何万枚も在っても興味のないジャンルの曲とかは、リスト表示という一覧でダァーと見た時、ハッキリいってノイズでしかないのかもしないですしね。
例えば、12インチしか興味のないオイラにしてみれば、サイトを見た時、ソコにアルバムとか7インチとか、ましてやMIX CDなんかが混ざってると、ウゼェ~ってなりますもんね。ホントに・・・。
究極のショッピングサイトだとお客さんのパーソナルリストが表示されるのがイイってコトになるのかな?
具体的には、サイトを見ている各お客さんそれぞれの好みにピッタリあったレコードだけが表示されるようになるっていう風に。 スゴいコトだなぁって思うけど、いずれそのピッタリあったオススメのレコードリストでさえ見るのが面倒になっちゃう可能性もありますね。
お店側からすれば、ジャンルとかカンケーなくイロイロなレコードを見て貰って音楽の視野を広げてもらえればイイなと思っているのですがなかなかそうはいきません。
nextの常連のお客さんは、もうお寿司屋さんの常連客と同じように「イキのいいの握ってよ!」っていうカンジですからね。
具体的には、「僕が好きそうなオススメ PLEASE」ってコトです。 ソレはソレでお店を信用して貰っているというようにレコード屋冥利に尽きると光栄に思う瞬間でスゴく嬉しいデス。 まぁ、だけどよくよく考えるとイイレコードを探すって言うことは結局、属人的な作業なのかも知れませんね。 一時期と違ってレコードも、タイトルだけでお客さんが買ってくれるってコトないですからね。 レコード屋も今以上にもっとお客さんに買ってもらえるような工夫や努力をしなくては・・・と思います。 |
| 2010-8-13 10:29 |
レコードを手放さない理由
大量のレコードを持っている知人がいます。
7~8年前の一時期は、もう毎週のように電話がかかってきて新譜、中古問わずレコードについてアレコレとハナシをよくしていました。 その当時、彼のコレクションのレコードを全て見せてもらったコトがあるのですが、ハンパない量の上に内容的にかなりのハイクォリティーだったのがスゴく印象的でした。 その頃は、オイラはもうレコード屋を営んでいたのでそれがもう宝の山の様に見えましたけどねw 部屋中、溢れる位にレコードだらけでDJ機材にドデカいオーディオ機材、更にMPCやらシンセなどの制作機材とちょっとしたスタジオ的な部屋で当時としては、かなりイイ環境だったと思います。 その後、デジタル音源でのプレイに完全移行して部屋に大量にあるアナログレコードでのプレイはやらなくなったと本人から訊いてチャンスとばかりレコードを買い取りさせて欲しいってオファーしたんですよ。 今から4~5年前にです。 だけど「全く持って手放す気はナイ!」ってソッコーでハッキリ断られてあえなく撃沈。 本人が手放す気がナイならあきらめざるえません。
その後、彼の仕事が忙しくなりそれまでアレコレと頻繁にハナシしていたレコードのハナシはあまりしなくなりもっぱらお互いの仕事の会話ばかりになりました。
まぁ~おのずと連絡を取り合うのも年に数回に減っていったんですけどね。 タダ、レコードはもう積極的にはコレクションしていないのは知っているのですが、数年前に買い取りのオファーした時から未だずぅ~と持ち続けているのはたま~に取り合う連絡で確認していたのでした。
つい先だって久しぶりに連絡がその彼からありました。
まぁメインは、近況とビジネスのハナシだったんですけどね。 だけど久しぶりに訊いてみたんですよ。 「そろそろレコード、手放す気ナイ?」って。 そしたら 「う~ん・・・」ってカンジで結構悩んでいるっぽい雰囲気だったんですよ。 「コレは、もしかして脈があるかも・・・?」って思ったので 「最後にレコード聴いたのいつ? 」って聴くと 「もう何年間も聴いてナイ。というか、忙しくてデジタルでのプレイも制作も全然出来てないよ」とのコト。 「部屋、狭くない?レコードを整理すると広くなるよ~(笑)」 「う~ん・・・そうだなぁ・・・」 なんて、明らかに前回とは違う返事。 前回は、即答でキッパリと断られてましたからね。 だけど、それ以上ハナシが全然進行しないんですよ。 で、訊いてみました。 「なんで、聴いてもいないレコードなのに手放さないの?」って。 そしたら、 「このレコードを手放すと自分が自分でなくなるような気がして、なんだかなぁ~って思うんだよね~。」 まぁ、グダグダとそれについてハナシをしていたのですが、要約すると自分が今までこれ以上ナイというくらい精神的にも時間的にも金銭的にも情熱を注ぎ込んできたレコードを手放して、なくしてしまうと自分で今まで最善を尽くしてきたモノに対して自分で否定しているような気がするみたいです。 ジャケットやレーベルをみる度にその盤を手に入れる為に努力してきた時のコトや、その時のシチュエーションが思い出されるのにそれがなくなるのはちょっと寂しくカンジるみたいです。
ん~その気持ち、スゴく解る気がします。
今ではレコードを売る立場の側のオイラですが、もともと彼と同じく全ての情熱をレコードに注いでいましたからね。
「イイ曲だ、この曲レコードを手に入れたい!」と自分の感性で認めて手に入れたレコードを当時の気持ちを否定するようなカンジで「もう。これイラナイ!」っていう風に極端にはなかなか気持ちの整理が出来ないってよく解ります。ホントに・・・。
そういう風に未だレコードに思い入れがあるのなら、いくらコチラが押したところでムリなので大量買い取りの件は、今回もお流れとなりました。
イロイロな人からレコードを何度も買い取りさせて頂いた経験から気付いたのですが、レコードをその人がどういう風に見ていたのかっていうコトが手放す際にスゴく解るんですよ。
タダの音が刻まれた円盤とみるのか、それ以上の価値を見いだしているのかっていう風にね。 同じレコードでも人によって捉まえ方にこんなに温度差かあるっていうのが買い取りの査定をしている時によく解ります。 今回の知人の彼は、まだ気持ちの上で整理がついていないんでしょうね。 今後、どういう風になるのか全くわかりませんがプライベートなコレクションが表舞台に出て来るのを気長に待つしかないようです。 まぁ~彼の気持ちの整理がつき次第ってコトですね。 (というか、それっていつかホントに実現するのか・・・笑)
今回イロイロなハナシをしている中で彼に
「音源とかにはレコードのような気持ちは入るの? 」って訊いてみました。 同じ曲でも音源には全く気持ちが入らないって返事でした。 同じ曲なのに・・・。 やはり、カタチが実在しているのとそうでないのとは同じ曲でも全然、捉え方が違うようです。
同じ曲なのに・・・ねぇ。
タブン、曲よりレコードであるって言うことの方が重視されているんでしょうね。 |
| 2010-8-6 11:05 |
自分のレコード
この頃、たま~にあるケースなんですが以前、よくお店に通ってレコードをご購入していただいたお客さんがコレクションの整理で一部のレコードを買い取りさせて頂くコトがあります。
コレクションの整理の理由は、詳しく聞くコトはしませんけど、皆さんそれぞれの事情があるんでしょう。 そういういった事情で買い取りに持参していただいたレコードを見て、 「この盤、ウチで買ってくれたレコードだ・・・」 って思うモノもあったりします。
ナニか、こういったのを見ると鮭の遡上を個人的にはイメージしちゃうんですよw
買い付けに行って海外で掘りかえして仕入れたレコードを日本に持って帰って、それをお店でお客さんへ販売して何年間かを経てまた再びネクストに戻ってくる・・・。 鮭の遡上みたいというにはちょっとヘンなカンジではあるんですけどw 買い取ったレコードは、確実にまた売れて他の人の手に渡るワケです。 だけど、またそのレコードのオーナーも何年間後に、もしかしたらそのタイトルを手放すかもしれません。 それがネクストに再び戻ってくるかどうかは解りませんが、手放す時にまた、ドコかのレコード屋かヤフオクなんかを経て更に次のオーナーの手に渡るようになると思います。 まぁゴミとして廃棄されちゃうともうレコードが好きな人の手から手へ渡るコトはなくなりますけど、ウチのお店でレコードを買ってくれたお客さんは、タブン、レコードを廃棄する事はあまりナイと思うんですよね。
自分の所有物だったレコードが手放したらまぁ別の人の所有物になるっていうことを考えるとなんだかお金を払ってレコードを買ったんだけど実は、無期限のレンタルのような気がしないワケでもないなぁなんて気持ちになってきました。
いくらレコードがスキだと言っても墓場まで持って行くこと出来ませんからね~。 70歳とか80歳のジジイになるまで買ったレコード全て持って置くというのもアリだとは思うけど、実際、20代に聴いていた曲を80歳になっても若い時の気持ちのままで聴けるのかっていうのもあんまり自信ないしなぁ。 まぁそれはそれでそのレコードを聴いた時にどんな気分なのか興味はあるんだけどね。 (タブン、かなりハズカシイんじゃないかと想像します・・・笑) ジジイになるまで持っていたレコードも結局、死んだら他の人の手に渡る運命なような気がしますね。 ずっとスキなレコードを持って置くことはゼッタイに出来ないサダメなんでしょうか・・・。 ん~サダメのような気もしないでもないようなするような・・・。
で、実は自分の持っているレコードは自分のモノだと思っているんだけど、そのレコードの長いレコード人生(?)の中では今の自分はカリソメのイチオーナーにしか過ぎないんだなぁと気がつきました。w
カリソメでもなんでもイイんですけどね。 今は自分のモノなんで。それはそれで安心だから。
古本か、中古CDだか覚えてないんだけどアル中古ショップの買い取り広告に
「貴方のそのお気持ちまでキチンと査定させていただきます」 って書いてるのを読んだことがあります。 オイラの気持ち的には、「クセぇ~そんなワケないだろ!」ってそのシラコイ、イイ人ぶりが言い方がなんとなくハナについたのですが、オイラが「どうしようもないゴミレコードでもそのタイトルを欲しい!って思っている人のトコロに貰われていって欲しいなぁ~」なんて能書き言ってるのも客観的にみたら相当クサいコト思ってますね~w
で、手に入れたレコードをどんな風に使うのかは、自分のモノなので自由なんだけどイイなと思うレコードは、後世のレコード好きな未来の所得者の為にも大事に使ってあげるっていうのもイイかなぁ~なんて思うワケです。
って、超クサいコト書いてますね、コレw |
| 2010-7-30 11:11 |
キレイなレコードなのにノイズがでる
まぁ~カブっているネタなんですが、結構よくお客さんに訊かれる質問なので・・・。
以前にも似たようなエントリー 「レコードのチリチリノイズ除去方」をアップしたのですが再び登場のノイズネタです。 レコードの盤面に特に問題になるようなキズなどナイのにチリチリとダストノイズが発生する盤が最近スゴく多いんですよ。 ハッキリした原因は解っているんですけどね。 要は、音溝に入り込んだ目に見えない位、小さなマイクロダストが原因なんだと思います。 マイクロダストなんて言い方していますが早いハナシがチリやホコリです。 あと、カビやレコードをプレスする際に使用する剥離剤も原因のひとつだと思います。 「そんなのレコードクリーナーで磨けばイイんじゃナイの?」とカンタンに思えるんだけどコレがクリーナーをかけてクロスで磨いた位じゃ全くこたえない位、しぶとく音溝に食らいついているんですよ。 クロスと言っても要は布地ですからね。 どう考えても布地の繊維がレコード盤の細かな音溝の奥までキレイにしてくれるとは考えにくいです。
どうやったらチリチリノイズが取れるのかイロイロ試行錯誤して得た最良の改善策は、
「レコードをかけるコト」 だという結論に経験上至りました。
「ナンだ、タダレコードをかけるだけなのなんてカンタンじゃないの」
と感じるのですが、かけるのは1回だけじゃなくチリチリノイズがなくなるまで何回もかける必要があります。 10回、レコード針を音溝にトレースしてチリチリノイズがなくなるならイイ方ですよ。 場合によっては20回、30回とかけてやっとノイズがなくなるということもあります。 しかし、もう片面も同様にかけるのかと思うと結構手間がかかるのが解っていただけると思います。 だけど音溝1本1本に入り込んだダストは、確実に音溝をなぞるコトが出来るレコード針でしか出来ないトコロからこの方法に至ったワケです。
ウチのお店には、メインで試聴や普段のプレイで使っているターンテーブルが2台あってそれとは別に少し離れた場所の棚に2台のターンテーブルが重なるように上段と下段に設置されています。
お店に来てくれたお客さんにも「あのターンテーブルナニに使っているんですか?」ってたまに訊かれるのですが実はコレ、レコードの音溝に入ったホコリを取るためのおそうじ専用のターンテーブルなのです。 なので、出力はアンプに繋いでいないので音は鳴りません。 まぁ、フツウに考えたら「何の為にあのターンテーブルはあるんだろう」って気になると思います。 しかも二段に重なっているしw
だけど、ココ最近本当に多いんですよ、チリチリとなるレコードが・・・。
一応、買い付けに行って仕入れるレコード全て盤面のチェックはしているので、キズはないというのは前提なんだけど、このチリチリノイズは、レコードをPLAYしてはじめて解るので困ったことに避けようがないんですよね。 10年くらい前にもこういったチリチリノイズの出るレコードはありましたけど、そんなに今ほど多くは無かったと思います。 確かに結構なプライスの盤ならキレイにするのもヤリガイがあるのですが数百円のタイトルの盤にさすがに1枚あたり何時間も手間をかけてはいられません。 しかし、なかなかそうは言ってもね・・・。 現実的には、やらざるを得ないっていうのが実情です。
前日、同業者の中古レコード店オーナーさんとチリチリノイズのコトをハナシしたんですよ。
オイラが、「手間がかかってどうしようもないんですよ。何かイイ方法ナイですかね?」 って訊くと 「ネクストは、12インチシングルなんでマシだよ。LPなんて45rpmで廻してもかなり時間かかるし・・・」 (心の声で・・・このオーナーさんもウチと同じくおそうじ専門ターンテーブル使ってんだ・・・って思いました。)
少し前に知ったんですが部屋のホコリとか髪の毛とかをお掃除する時に使う粘着テープのローラーみたいなのあるじゃないですか。わが家では、コロコロって呼んでますケド。
そのコロコロのレコード盤そうじ用のがありますね。 ちょっと試してみたい気がするのですけどね。 粘着質のあるテープみたいなのをローラーでコロコロするのは解るんだけど、アレで細かな音溝の底にあるダストまで取れるのかな? 以前、セロテープを盤面に貼ってよくシゴいてペリッて剥がしてチリチリノイズが取れるのか試したコトあるんだけど全然ノイズが取れなかったしなぁ。 しかし、このレコード用コロコロの交換ロールがまたちょっと高いな。 中古レコード屋で大量に使うのにはランニングコストが高すぎるなぁちょっと。
最近の中古盤にチリチリが多いのは多分、湿気がある押し入れとかに長い間放置されていたからなんじゃないかなと睨んでいるんですけどね。
数年前に比べると当時は、プレイする機会も多かったので細かなダストが音溝に蓄積されるホドではなかったけど、もう何年間もジャケットに入ったまま密閉されて外気に触れることなく放置されてたりするとチリチリノイズの原因の湿気やカビなんかが発生するんでしょうね。タブン・・・
だけど、本当にこのノイズを取り除くのに手間がかかります。
ナニかイイ方法がないか探しみましたら気になる装置がありました。 それは、超音波洗浄機です。 身近かなトコロでは、メガネ屋の店頭に置いてあるメガネをクリーニングするヤツあるじゃないですか。アレです。 アレのレコード洗浄版なんか結構効果ありそうなんですけどね。 実際、超音波でレコード盤を洗浄するマシンは存在しているのですが作りがちゃっちいんですよ。 ホントに効果あるのか疑問に思うくらい安っぽい作りだし。 しかしお値段は、ン十万円と超ご立派なんですけどね。 超音波洗浄機自体は、実際に工業製品の部品の洗浄に使われているので間違いない技術だと思います。 専門の業者にお願いすればオーダーメイドでも作ってくれるようです。 費用にいくらかかるのか解らないケド。 しかし、作ってしまえば後は水と電気代くらいしかコストはかからないし、結構使えそうな気がするんですけどね。 だけど、アナログレコードに超音波洗浄機なんてちょっと大ゲサかも? お知り合いのレコード屋の人からこの超音波レコード洗浄機のコトなんて、だれからも訊かないのであまり持っている人いないのかな? 実際のトコロ本当にチリチリノイズが消えるくらいスゴイモノなのか、どうなのか一度試してみたいなとは思います・・・。 |
| 2010-7-23 11:09 |
レコード屋は、興味をもたれる仕事みたいです。
「お仕事、ナニされているんですか?」
「お店を経営してます。」
「何のお店をされているんですか?」
「中古のアナログレコードを販売しているですよ。」
・・・なんて会話を初対面の人とはよくします。 実は、オイラは人前で中古レコードのお店をやっているということをあまり言いたくありません。
上のようなハナシは、初対面の人や親戚、知人、セールスマンに至るまでちょっと仕事関係の会話になると殆ど出て来る会話です。
このハナシの後、もうほとんど必ずといってイイほど相手の人はレコード屋に少なからず興味があるのかして商売のコトや音楽のコトをネホリハホリ訊かれます。 相手は間違いなくレコード自体になんか興味は全くないんだけど、レコード屋という商売というかビジネスに興味があるみたいです。
まぁ~大抵の人は今は聴いてるかどうかは解りませんが、若かりし頃は、影響を受けたミュージシャンや音楽があったと思います。
逆に音楽なんて全く興味ないって人の方が少ないと思います。 当然、それら影響を受けた音楽に接する機会は、その人の世代によりますがレコードやCDが多いと思うんですよ。 だけど、意外に一般的には、音楽が好きでも音楽メディアがどういった流通を経てお店に並んで自分の手元にくるのか知られていないようです。 しかも、ウチらnext recordsの様な中古レコードで海外にまでわざわざ買い付けに行ってレコードを探してかき集めているとなると更にどうやって仕入れをしているのかってコトや、このご時世に古いレコード盤なんかを販売してお店をやっていけるのかとかイロイロ興味を持たれるようです。 街にCD屋すらない時代ですからね。 ましてや絶滅種と思われるアナログレコードを売っているんですからね。 そう感じるのも仕方ないと思います。
まぁ~お店を始めた頃は、ハナシのキッカケみたいなカンジで訊かれるコトに対して分かり易く説明をしていました。
だけどレコード屋を始めて10年。 何度も同じコトを説明するのもうイイ加減、面倒くさくなってきました。 イヤ、それがキッチリと分かり易く説明してお店に利益をもたらしてくれるお客さんならイクラでも、何時間でもハナシも出来るし、詳しく説明もさせていただきますョ。 しかし、それ以外の人にはもう同じコトを何度も説明するのは飽きましたw レコードの流通のコトやレコードの販売のコトなどおおまかなコトを説明するだけでも結構、メンドウなんですよ。
まぁ~そのメンドウなハナシが終わった後に
「私のウチにもたくさん古いレコードありますよ。」
「へぇ~そうなんですか。」
「もう、聴く機会がないので良ければ差し上げますよ」
「アハハハ (心の声で ハイ、キタ!)」
なんて笑って聞いてますけどこのパターンのハナシにかなりの確率で流れます。 イヤもう、ロクなモノがないのはオイラは分かっています。 しかし、相手も青春の1ページでもあるレコードを捨てるのも忍びないと心の片隅に思っているようでなかなか捨てれないまま、何十年も押し入れにつっこまれたまま放置されているようなカンジです。 (実際こういった淡い思い入れでレコードを押し入れの中に仕舞い込んでいる人はかなりいると思います。) 自分で捨てるのはなかなか出来ないけど、欲しいと思っている人がいるなら出来たら譲りたいんでしょうね。気持ち的に・・・。 そんなどうしようもないレコードを押し付けられるのはコチラもご勘弁願いたいので、 「せっかくレコードがあるんだから久しぶりに聴いたらイイと思いますよ~ 」 って言うと、殆どの人が 「もうレコードをかけるプレーヤーがないんですよ」 って必ず言うんですよね。もうこれも何度も何度も聞いたパターンです。 ヘンなハナシですよ。プレーヤーを持ってないのにレコードは、押し入れにあるって(笑) まぁ~昔、プレーヤーを持っていたけど壊れて捨てたとか、置き場所に困って捨てたとかだいたいそんなトコロだと思います。
レコードに関しては、「何十年も前のモノなので結構珍しいモノもあると思いますよ」
なんてコトもよく言われるんですよね。 困ったコトにフツウの人には、 古いレコード=珍しい っていう式がすぐに成り立ちやすいようです。
あとよく話題になるのは
「レコードの針とかもう手に入らないでしょう?」 とか 「昔は、よくレコードを聴いていましたよ。 ●●のXXXとかレコードが擦り切れるまで聴きましたよ」 (イヤイヤ、そんなハズないでしょ)なんてココロの中ではツッコミが入りますw
しかし、ナゼ、レコード屋を営んでいるというと相手の人は、興味を持ってイロイロ訊きたがるんでしょうね。
オイラは、まだレコード屋を始める前のサラリーマンだった頃は、レコードに対してものスゴい興味を持っていたのでレコード屋っていうビジネスにもかなり、そそられるトコロがあったのでレコード屋の人にイロイロ訊いたコトありましたが、レコードになんか全く興味がない人が、レコード屋をやっていると言うとどうして色んなコトを訊きたがるのかホント、解りません。
だけど、レコード屋をやっているというコトを人前であまり言いたくないと書きましたけど、初対面の人とのハナシのキッカケというかツカミにはスゴくなりやすいのでそれはそれで重宝はしてはいるんですけどね。
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| 2010-7-16 11:02 |
レコードの今後なんて・・・
気がついたら、いつのまにかこのブログも相当なエントリー数になってマス。
面倒くさがりな性格の割には長く続いているなぁと我ながら感じたりなんかしています。
中古レコードのコトやレコード屋のコトなんかをイロイロと書いているせいかお客さんからフダン、レコードについて思っているコトや疑問なんかをよく質問されます。
まぁ~明確な答えのある質問なら応えやすいのですけどね。 例えば、「買い付けってドコでレコードを仕入れるんですか?」とか「どうやってレコード探すんですか?」とかね。 だけど、どう返事してイイか困る質問もよく受けます。 最も返事に困るのが 「レコードって今後どうなるんですか?」っていう質問です。 オイラは、タダの中古レコード屋のオヤジです。 レコードのこの先の未来なんてまっっったくもって解りません・・・。 なんで、そんな大それたコトを零細中古レコード屋のオヤジに訊くのか不思議に思うのですけどね。 だけど、それをつっけんどんに 「そんなの解るわけナイよっ!」 っていうのも何だかアレだし、一生懸命自分で想像出来る範囲で未来のコトをマヌケに語ったりしている自分がいたりしますw (ホント、マヌケだよな・・・)
だけどタブン、レコードを聴いたり買ったり探したりっていうのは、もうフツーの音楽好きがやる行為ではなくなっているような気がするんですよ。
なんて言うか、フツウにフラ~とレコード屋に行ってレコードを探す行為というのは、ありふれたよく見るコトではないように感じたりします。 地方に至ってはレコード屋の存在自体が珍しかったりしますし。
一般のリスナー的には、90年代にはアナログレコードはもう終わったモノになっていたけどちょうどその時期くらいからDJニーズみたいな感じて一部の人達の間でレコードが再燃したワケだけど2010年の今現在では、更にレコードの立ち位置は、変わって来ているハズだと個人的には思っています。
このブログは、2005年から書いているのですが、過去のエントリーを読み返してみるとアナログレコードの立場とかがビミョーに移り変わって行っている状況が自分ではよく解ります。
相変わらず、オイラの中ではまだまだアナログレコードが好きなんですけどね。 まぁ~まだ一応、現在進行形なワケだけど、レコードの買い方とか聴き方は、ブログを始めた当初とはだいぶ変化しましたね。 例えば、ガツガツしたりすることがなくなったり、周りの煽りを真に受けなくなったりとかね。
アナログレコードが今後どうなるかなんて大それたコトは、零細中古レコード屋のオヤジにはホント解りません。
(同じコト、2回も書いてますけど・・・) ニーズがあれば新しい新譜もリリースされると思うし、中古レコード屋も買い取りや買い付けに精を出すと思います。 ニーズがなければ新譜もリリースされないし、レコード屋は、ドンドン閉店してイクハズです。 結局、お客さん次第だと思います。 コレは、レコードに限らずニーズが在るところにはマーケットが出来るし、ニーズがなくなれば淘汰されていくってコトです。 ネクストレコードが渋谷にオープンした2000年当初は、大袈裟でなくって渋谷界隈では数ヶ月ごとに新しいレコ屋がオープンしていました。 一般的には、CD全盛期にアナログレコードだけを売るレコ屋がですよ。 その時は、レコードのニーズがそれくらいスゴくあってそれを目当てに一山当ててやろうと多数のレコード屋がオープンしたんでしょうね。 しかし、それから10年経った現在は、渋谷宇田川町に現存しているレコードは、僅かです。 上で書いた様に淘汰されたワケです。 当然、お店でちゃんとレコードが売れていればレコ屋をたたむコトは、ナイと思いますよ。 売れないからお店を閉めるか、オーナーのモチベーションがなくなったとかそんな理由だと思います。
一部では、渋谷から音楽の火を消してはいけないとか理想論的な意見もあるようですが、お店をやっている立場からは、音楽の火どころかメシを喰えないと正直やっていけないワケです。
まぁ~理想は、理想としてあるワケだけど目の前の現実の方を優先しないとビジネス自体は、実際成り立たないですからね。 しかし、コレは売り手側の論理なんで実際にレコードを好きで買っているお客さんには、どうでもイイことです。
極端なモノ言いだとお客さんにとって、レコード屋が必要かどうかというより欲しいレコードが手に入るかどうかっていうコトが大事でレコード屋の存亡なんてどうでもイイことなんだと思います。
例えば、どうしようもないレコードしか置いていないレコード屋があったとします。 そのレコード屋は、買い手であるお客さんに必要かどうかと言えば、もうどうでもイイ存在だと思いますよ。 そこにレコード屋があっても欲しいレコードがなければその店はナイのと同じ意味なんだと思います。 結局、探しているレコードがあるかどうかが大切なんだと思うんです。
ハナシを元に戻すと、レコードを誰も買わなくなるって言うことはナイとは思いますよ。
だけど、お客さんのニーズに応えられないレコード屋は自然と淘汰されると思います。 レコード自体はカタチもあるものだし腐ったりするモノでもナイので存在がなくなるコトはないのですが、買い手側のニーズに応じてなるようしかならないと思います。 実際、レコード屋はなくなってもお客さんである買い手側とレコードの接点は、現在ではオークションとかウェブ販売とか複数の接点があるのでレコードに出会う機会が減るワケではないですからね。 現実的に、多数のレコード屋があった数年前よりレコード屋が少ない今現在の方がレコードは探しやすく買いやすくなっているんじゃないでしょうか・・・。
ホントにお客さんに必要とされるレコード屋は、残ると思うんですよ、タブン。
レコードの今後が明るいのか、暗いのかなんてそんなコト、レコードを買っている側からすればドッチでもイイんじゃないでしょうか。 自分が欲しいレコードが、全く手には入らなくなるのは、困るけど、タブンまだしばらくは大丈夫だと思いますよ。 こんなカンジで、実は楽観的に考えています。 まぁ~焦ったトコロでなるようにしかならないんですから。 FAT JOE / THE SHIT IS REALの試聴 next recordsのサイトでFAT JOEのレコードを探してみる
つい先日、全く面識のないとある中古CDショップのオーナーさんからアポイントがありました。
なんでも中古CD業界は売り上げ的にかなりひっ迫した切実な状況にあるとかなんとかだそうです。 CDの売り上げが落ち込んでいるというニュースを聞きますが、実際にオイラはCDを売っている当事者でないのでその辺の詳しい事情はまったく解らないんですけどね。 とはいいつつ現在でもバッコンバッコンプレスされている音楽CDでさえこんな状況なのに 「イマドキ、アナログレコード専門の店なんてやってイケるの?」 とそのオーナーさんは思ったそうです。 同じ、音楽ソースを扱う商売なので、CDがポシャる前にアナログレコードの方が先にポシャるだろうと。 しかし、このご時世まだしぶとくアナログレコード屋があるのを見て「実際のトコロ、どういうビジネスなんだろう」って疑問に思ったようです。 まぁ~なんでもこのブログを読んでオイラにその辺の事情を訊いてみたかったようですけど・・・。
結局、ハナシしたことは先に書いたように
「CDもレコードもなるようにしかならないと思いますよ~」 っていうコトでした。 中古CD・・・どうなんだろう、買ったことも売ったこともナイから全然わかりません。 |
| 2010-7-9 12:00 |
最近のレコード処分事情
前日、とある人からHIPHOPのコレクションの買い取りをさせていただきました。
もう、アナログレコードを引退するというコトで買い取りというより処分という意味合いの方が大きいですけどね。 処分といってもウチの店では、ナンでも買い取りするワケじゃないんで一応お店で売れそうなタイトルだけをセレクトして買い取るワケです。 すると当たり前だけど買い取らないタイトルもあるワケです。 今回、そういったオイラがセレクトしなかったレコードが500枚くらいありました。 買い取りさせて頂いたお客さんに、 「残ったレコードどうしたらイイですかね?」って訊かれたので大きな多店舗展開しているような中古レコード・CD店に連絡すれば、査定額は低いと思いますけど全部買い取ってもらえると思いますよってお伝えしました。
で結局、その方も大手の中古レコード店に後日、買い取りの問い合わせをしたら「買い取り出来ない」って言われたそうです。
オイラが買い取りしなかった残ったレコードといっても内容はそんなに悪いモノではないと思いますよ。 そういった大手の中古レコード店では、数百円のプライスがつけられて実際売られていますし・・・。 電話での問い合わせの時点でおよそのコレクションの内容を伝えたら、その時点で買い取りNGだったみたいなので詳しい内容を見るまでもなくその手のタイトルは全て買い取りを止めているのかも知れませんね。
数年前にこのブログで書いたエントリーでは、他の中古レコード屋で査定額が1枚1円だったってコトを書いたのですが今は内容によっては1円の査定もつかないみたいです。
結局、1円の査定額と言っても買い取り用のダンボールをお客さんへ送ったり、そのお店への宅配便の送料をその店が負担しているので500枚を500円で買い取ってもその送料などの費用を負担したらレコード1箱に付き700~800円の費用がかかってくるので500枚の買い取りだと実質4000円位の費用がかかってくるワケです。 だいたいレコード1枚あたり10円位で買い取ったというコトになりますね。 このどんなタイトルでも1枚あたり10円で買い取るっていうのは正直、お店的にはかなり厳しい状況だと思います。 契約している宅配業者を利用して送料を安くしていると思いますので、少なく半分に見積もってもどんなタイトルでも1枚5円としても厳しいカンジがします。 その中に数枚ちょっと珍しいタイトルが入っていればなんとか採算が取れそうなんですけどね。 だけど採算が取れそうな数枚のタイトルの為に何百枚ものどうしようもないレコードを引き取らなければイケないっていうのはお店側にしても負担が大きいんでしょうね。
数年前のエントリーを書いた時、「査定が1枚1円は、ちょっとなぁ・・・」とオイラは感じていたんですが、今は「タダでも要りません」っていう風になっているんでしょうか。
タダで引き取っても送料負担分のコトを考えたら売値に在庫管理やなどの費用を載せていったら引き取らない方がマシという判断になったのかもしれません。 こんなコトを書いているとカン違いされるかもしれませんが、コレって超底辺のタイトルについてのハナシですからね。 ヤフオクなんて見ていると10円でも売れないレコードが沢山あるのが解るし、逆に鬼の様に入札が入って数万円で落札されているタイトルもあるので、レコードというヒト括りで語れるハナシじゃないコトなのは解ると思います。
しかし、ヤフオクにしてもどうしようもないタイトルのレコードを10円で出品したトコロで落札者は、振り込みの費用や送料を負担したら最低でも400~500円かかるワケです。
常識的に考えて10円の商品を400~500円の費用かけて購入したいかというとムリがあるように思います。 また、出品した人も10円の為に1枚のレコードをわざわざデジカメで写真を取って商品説明をキチンと書いてヤフオクに公開するなんてちょっと現実的ではないですよね。 しかも落札されたらされたでパッキングして郵便局まで出向いて発送するっていうのは10円の利益の為に出来ないですしね。 いや、もうこれは利益じゃないですね。やるだけマイナスですよ。
BACCARA / YES SIR, I CAN BOOGIE
BACCARA / YES SIR, I CAN BOOGIEの試聴 next recordsのサイトでBACCARAのレコードを探してみる
まぁ~だけど世の中にダブついているタイトルは、ホントにダブついているんでしょうね。
タダでもレコードを引き取らないっていうのもなんだかちょっと複雑な気持ちにもなりますけど・・・ ブックオフに行くと店内アナウンスで 「読まなくなった本を捨ててしまうともう誰も読むことは出来ません。(省略)それならブックオフにお売りください♪」 みたいな感じで流れているんだけどレコードは、本以上にニーズがタイトでシビアですからね。 アナログレコードというマニアックなアイテムのコトを考えると中古本の様に買い取って売っていくという回転のさせかたよりレコードの方がはるかに難しいような気がします。
とかなんとかイロイロと書いてますけど、レコードの整理、買い取りを考えていたら取りあえず、nextに一番最初に見せてください(笑)
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| 2010-7-2 9:38 |
1人でやってイク、レコード屋
前回のレコード買い付けは、久しぶりに2人体制での買い付けでした。
買い付け期間もそんなに長くなかったし、タイミング的にもちょうど良かったので2人して一気にザァ~ッとレコードを仕入れて来ました。
結局、オイラはしばらくの間、1人で留守番 & お店を切り盛りしていました。
お店での作業は、フダン3人でそれぞれ役割分担をしています。 この度は、2人は買い付けに行っちゃってるのでお店での作業を1人でこなしていたのですが、コレが思っていた以上に結構タイヘンでした。 というか、アレですよ、1人で出来る作業量なんてなんて少ないんんだろう~って率直に思いました。 我ながらその微力さに笑っちゃうくらいです。 買い付け人Nが、「しばらく1人で店を回さなきゃイケないけど大丈夫?」って買い付け出発前に多少心配していた様だけど、まぁ~買い付けにイク前は「全然余裕でしょ~」なんて言っていたのですが、現実1人でお店を切り盛りするのは、ちょっとタイヘンでした。 ヤッパリ、ショッピングサイトのデータ作りにかなり時間を要するんですよ、これが思っている以上に。 ホント、この部分に相当な時間を割かなきゃデータがカタチになりません。 それが、キッチリとその為だけに時間を確保出来ればイイんですけど、なかなかそうはいきません。 データ作りの最中にも来店していただいたお客さんの接客やら電話でのお問い合わせやらレコードの買い取り査定なんかが入るのでなかなか思い描いているようなスケジュール通りにコトが進まないんですよ。 データ作りも接客も買い取り査定もお問い合わせも、全て最重要なミッションなのでどれかを諦めて放置するワケにも行かず全部やらなきゃイケない必須事案です。 あえて言うなら優先的な順番をつけれる位です。 接客>お問い合わせ>買い取り査定>データ作り ってカンジです。 まぁ~これ以外にも金融機関に行ったり税理士さんとの打ち合わせがあったり、海外とのディーラーとのやりとりなどコマゴマとしたコトも間にあったりして、結局いつも終電まで残業して順位的に最下位のデータ作りをしてました。
お店のコトも大切なんですが同じ位、入荷したレコードをサイトにアップするのも大切なので一応、設定している更新日に間に合うように帳尻合わせの為、前日はかなりハードワークになってました。
まぁ~こんな時にもう1人自分がいたら・・・なんて助かるんだろうって思います。ホント
フダンなら、お客さんの接客をしていても買い取りの査定をしていても、他のスタッフがデータ作りを進行させていて手が止まるコトはないんですけど、1人ではそういうワケいきませんからね。
知人の同業者さんでもリアル店舗をやりながら海外にレコードを買い付けに行って、サイトの更新までを1人でこなしている人がいるのですがホントよくそんな幅広い守備範囲でやってイケるよなぁ~って感心します。 今回、オイラは買い付けに行ってないのでお店とサイトのコトだけでかなりパンパンになっていたのにね。 全ての作業を1人でやってイクなんてスゴいと思います。 体力的にもかなりキツそうに思えるんですけどね。 だけど、1人ですべての仕事をこなせれば人件費は、自分の分だけでかなり美味しいトコどり出来そうなカンジに思えるのですがハナシを訊いていると実際のトコロは、人を雇う程は余裕はまったくナイようです。
たしかに、レコ屋のオーナーさんが1人でやっているお店は、海外にレコードを買い付けに行っちゃうと実店舗がその買い付け期間中お休みになったりサイトの更新は、ストップしてその間にご注文いただいたレコードの発送は、買い付けから帰国した後に発送になったりしているようです。
買い付けからの帰国直後は、時差ボケもあって通常の営業もままならない程、相当キツいんですけどね。 ホント、気合いで頑張っているのがその内情を知っている分、スゴくわかります。 アルバイトでも雇ってサポートして貰えば幾分、負担は軽くなるとハタ目から見ていると思うのですが多くの1人オーナーのお店は、そうしていないところから複雑な事情があるのかも知れませんね。
今回、nextで敢行した2人体制での海外へのレコード買い付けにしても2人で行くとエアチケットや食費など倍の経費が必要になるんだけど倍のペースでレコードを掘るコトが出きるので結果、同じ期間の買い付けでは、1人で行くよりはるかに多くのレコードを仕入れるコトが出来ました。
クルマでの長距離の移動も交代で出来るし、盤のコンディションチェックも倍のスピードで出来るし、一番のメリットは買い付け人それぞれの得意分野の知識があるのでその分、仕入れることの出来るレコードのタイトルの幅がかなり広くなるってコトですね。 結果、必要経費以上のメリットが得られたと思います。
レコードの買い付けに関してもお店の切り盛りと同様に1人と複数人では、全然チカラの入り方が変わってきますね。
しかし、それなりの規模といっても中古レコード店の仕事量を1人で全てコナしていくのはオイラには出来ないなって正直、実感しました・・・。 |
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